欧州株式市場は続落。米サブプライム(信用度の低い借り手への住宅ローン)危機が収束していないとの懸念がセンチメントを悪化させ、食品・飲料メーカーを中心に売りが出た。ただ、2006年12月以来の安値からは戻して引けた。  英蘭系の日用品・食品ユニリーバの下げが目立った。モルガン・スタンレーによる投資判断引き下げを受け5%下落し、同セクター全体を圧迫した。
 DJSTOXX欧州食品・飲料品株指数は3.8%安。03年6月以来の大幅な下落となった。
 食品のスイスのネスレや仏ダノン、酒類ペルノ・リカールも安い。
 FTSEユーロファースト300種指数は7.88ポイント(0.55%)安の1428.89。一時、06年12月上旬以来の安値となる1420.90に下落した。週足では1.9%安となった。
 DJユーロSTOXX50種指数は12.31ポイント(0.29%)安の4225.31。
 11日付のニューヨーク・タイムズ(NYT)紙(電子版)が、メリルリンチが住宅ローン投資に絡み、当初予想のほぼ2倍に相当する150億ドルの損失を被る見通しと報じたことを受け、住宅市場低迷の影響をめぐる懸念が再燃した。  金融株は買われ、相場を下支えた。